長野県長野市 長野市理科教育センター 20141017

10月17日、長野県長野市の長野市理科教育センターにおいて長野市教育委員会主催「NECティーチャーズ・サイエンス・ラボ」が開催されました。長野市は理科の先生は小学校と中学校の両方を担当するそうです。今回は、どうしても2時間半しか枠がとれないとのこと、短縮バージョンでの開催です。
先ずは「重さの感覚実験」を体験。

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・明日に生かせそうなアイデアが次々と飛び出し、教材を工夫するエネルギーが上がってきている自分を感じました。見えないものを見えるようにする工夫、。しかも美しく!! 力強くうなずける言葉でした!

・今回は理科ではなくキャリア教育担当という立場で参加しました。理科だとかキャリア教育だとかということを超えて、学ぶことの楽しさを改めて感じました。「わーすごい!」「どうなってるの?」と子どもたちが感じることが学びにつながっていく、学びの意欲をひきだしていけると強く思いました。また、教材に美しさを求めることの大切さを改めて感じました。

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・松延先生の動作一つ一つや話し方がとてもうまく実験を、より盛り上げて楽しいものにしていました。「楽しい授業」とは何か、いつも考えていますが、今回の講座を受けて「見たい」「知りたい」「やってみたい」と思わせる授業が「楽しい授業」だということがわかりました。

DSCF8279_長野2014・講義の楽しさがとても印象に残りました。先生の受講生と共に楽しみながら講義をしている姿勢に、自身の授業はただ指導案に従っているだけで本当に生徒の興味を引く工夫が足りていないと反省しました。私も生徒と共に楽しみながら取りくむ気持ちを大事にしていきます。

・ふしぎなことをふしぎと思ったり、なぜ?と思う気持ち、うすれてきてしまっているような気がします。いろんなものに目を向けたり立ち止まったりすることを大切にしたいなと思いました。

・だ液とデンプンの実験は、以前6年生の女子がどうしてもできなくて大変でした。これならできると思いますし、後片付けも楽ちんです。カラー版の見やすい資料をいただけたことも嬉しいです。

・実験の準備は大変ですが、実験がある日は子どもたちの目の輝きが違います。これからは、できるだけ多くの実験を行い、子どもたちの感性に訴えかけたいなあ〜と思いました。

・生き物の不思議さの話、理科室の実験器具をきれいにしておく話、座り方の話などは、理科の係としては1つ1つが心にしみるものとなりました。今日の感動を子どもたちに伝えられるように頑張ります。

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・”神秘さ”や”不思議さ”を楽しむ時間でした。サイエンス、科学を学ぶなら、どうせ学ぶなら、人と関わりの中で楽しく学びたいなと、あらためねて思いました。私自身が、松延先生のように”演じるプロ”、そして子どもたちに楽しく、自分も楽しみながら伝えように心がけます。

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・教師になって4年目で、理科の楽しい実験アイデアもなく、ただただ教科書通りに行っているだけでした。先生に教えていただいたことを活かし、本日私が感じた「面白い!理科すごい!先生すごい!楽しい!」という思いを生徒にも味あわせることがような教師になりたいです。

【後片付けを手伝ってくださった先生たちと】IMG_9927

・”理科室をきれいに” この基本的なことを大切にされ、実践されたことにとても共感できました。”知っていること”と”やれること”は大きく違うこと。そして”科学はきちんと尺度をもって測定する”。その上で”人間の五感も大切にしていくこと”。すごく実感できました。フルコールでぜひ学ばせて欲しかった、と・・・。ありがとうございました。エネルギー(元気)をいただきました。

【今回のスタッフ】IMG_9919

今回は2時間半の短縮バージョンだったため、たくさんの先生からもっとやりたかったという感想をいただきました。また、開催されることいいですね。

参加くださった先生方、開催に向け協力いただいた長野市教育委員会ならびに長野市理科教育センターの先生方、NEC CSR社会貢献室ならびに長野支社にみなさんに感謝します。

開催日 2014年10月17日
主 催 長野市教育委員会
共 催 NEC CSR社会貢献室
URL http://jpn.nec.com/community/ja/resources/teachers.html
取 材